お店をオープンしたり新しい事業を始めても、広告宣伝をしてお客様にお知らせしなければ誰も気づいてくれません。広報活動には有料のものと無料でできるものがありますので、限られた広告宣伝費内で効率の良い広報活動をするためにも、
①誰を対象に
②どの媒体で
③どんな内容を
④いつ発信する/どのぐらいの頻度で発信するのか
は最低限考えておくとよいでしょう。できれば、
⑤その広報活動を行った結果(行動の目標数値) も決めておくと、効果測定がしやすいです。
■さまざまな広告宣伝媒体
・ホームページ ・チラシ、フライヤー、パンフレット、ポスター ・新聞広告 ・雑誌、業界紙、フリーペーパー広告 ・テレビCM、ラジオCM ・ダイレクトメール ・訪問営業 ・販売連携(他社などとコラボレーション企画) ・看板、店舗の外観 ・デモ販売、体験会、セミナー、イベント開催 ・ニュースリリース ・SNS (ブログ/Facebook/Twitter/Instagram/LINE/YouTube/TikTok など) ・バス広告、電車広告 などの車両広告 ・展示会への出展 ・人脈 ・口コミ などなど |
広告宣伝活動はそれ自体が目的ではなく、単なる手段です。広告宣伝をしなくとも、お客さんが来てくれて、よい口コミを流してくれて、さらに次のお客さんを連れてくるという仕組みができるのが理想です。以前に比べ、SNSなど無料で気軽に情報発信できるツールが増えた一方で、手を広げすぎて投稿が追い付かず、気づけば放置しているSNSが増えて、古い情報のままになってしまうなんていうこともよくありがちです。 個人事業主の方はプレイヤーでありマネージャーである、という場合がほとんどです。忙しい合間にSNSを投稿する、ということも多いと思いますので、広報計画を立てる際は、他の業務とのバランスも見ながら継続して情報発信できるかも視野に入れて考えておきましょう。